手取り18万円でのプロポーズは「無責任」?プロポーズに適した年収を探ってみた!

手取り18万円でのプロポーズは「無責任」?プロポーズに適した年収を探ってみた!

昨年、2ちゃんねるに「彼氏(31)が手取り18万の癖にプロポーズしてきたwwww」というスレッドが立てられ、話題になったのをご存じでしょうか。

「こんな給料で生活できない」「無責任にもほどがある」と不満をぶちまけるスレ主に対し、叩きレスが殺到。一方で、「18万円は少ない」「経済力がないと結婚はありえない」と、スレ主を擁護する声も少なからずありました。

ゼクシィが昨年実施した結婚に関する調査(※)では、2011年4月~2012年3月に結婚した男性の年収の平均が441万円、年収300万以上500万円未満で結婚した男性が55%以上。世間的にもそれなりの年収で結婚しているケースが多いようです。

では、実際問題として、手取り18万円で求婚するのは「無責任」なのでしょうか? ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんは次のように説明します。

「手取り18万円というと、ボーナスなしと考えた場合、月収22万円×12カ月=年収264万円程度でしょう。弊社のお客さまの中には、年収200万円台で都内で奥さんとお子さんを養われている方もいらっしゃいますし、手取り18万円だからプロポーズできないということはまったくないと思います」

これはちょっと勇気の出るお話!とはいえ、将来の展望を考えると、不安を抱く女性がいるのもわかります。横山さんによれば、大学卒業までにかかる学費などの教育費は約1000万円にのぼるのだとか(ざっくり分けると0~18歳までに500万円、19~22歳までに500万円)。

もちろん手取り18万円の場合、遠い将来だけでなく、目先の生活に対する不安を抱く女性もいるでしょう。

一般的な夫婦世帯における支出の内訳

上の表は一般的な夫婦世帯における支出の内訳です。手取り25〜30万円というのは、年収にして390万〜470万円ほど。よって「世帯年収400万円」程度が、安心して結婚生活を送るためのひとつの目安といえそうです。

「現在、30歳前後のサラリーマンの平均年収は400万円前後といわれているので、これは非現実的な数字ではありません。それに『世帯年収』ですから、たとえ手取り18万円でも、奥さんがパートなどである程度稼いでくれれば、クリアできる基準です」

このラインを維持し、きちんと貯金ができれば、将来的に子供を私立の中学や高校に通わせたり、車を所有したりすることもできるのだとか。気になる貯金に関しては、結婚後に訪れる「モテキ」ならぬ「タメキ(貯め期)」を生かせば、収入が低くても何とかなるといいます。

「一般的に結婚後には、(1)DINKS(Double Income No KidS=共働きで子供なし)の期間、(2)子供が小学生の時期、(3)子供が大学を卒業して独立した後、の3つのタメキが訪れます。このうち最大のタメキが(1)。共働きという条件付きではありますが、世帯年収400万円に満たなくても、ここを有効に使えば将来設計は十分に可能です」

収入が低くてプロポーズするべきかどうか迷っているあなた!ふたりなら世帯年収400万円のハードルは決して高くないし、結婚後のタメキを生かせば、貯金だって十分可能。きちんと考え抜いた将来プランさえあれば、たとえ低収入でもプロポーズに尻込みする必要はありませんよ!

※「ゼクシィ結婚トレンド調査 2012」


取材協力・関連リンク

横山光昭

家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、株式会社マイエフピー代表。お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで6000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書に累計48万部を突破した『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズなど。
http://www.myfp.jp/

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